一本の竿で釣り上げる昔ながらの一本釣りと、海外巻網船による網で巻き込んで大量のかつおを捕獲(ほかく)する二つの漁法があります。
獲ったかつおは漁協の市場で入札され仲買人に売られます。かつおのサイズ別※に分けられ入札を行いますが、たった一枚の入札ふだて100トンまで購入する事ができます。それ以上購入する場合は札を何回も入れて購入しますが、一番高い入札価格を入れた仲買人に売られて行きます。約1,000トン以上ものかつおが売りさぱかれる時間は約10分くらいしかかかりません。
(※サイズ分別→0.5K前後:1.8K以下:1.8〜2.5K:2.5〜4.5K:4.5〜6K:6〜8K:8K以上)
かつおはサバの仲間です。主に太平洋・大西洋・インド洋などの南のあたたかい海に生息しています。日本近海では黒潮に乗って石手県の三陸沖まで回遊し、また南の海に帰って行きます。
このかつおの事を一般に戻りかつおと呼び脂がのって一番おいしいと言われています。現在では約-50℃で船内凍結したかつおを枕崎漁協の加工場やかつお公社でおさしみ用として加工され脂の乗った戻りかつおは『トロかつお』の名前で全国に出荷されて行きます。
枕崎でかつお節の製造が始まったのは今からおよそ300年ほど前で紀州(現在の和歌山県)の森弥兵衛(やへい)という人が製造方法を伝えたと言われています。
一般的にかつお節とはかつお本節やかめ節などの仕上げ節でおもにだしをとるためのかたいかつお節でしたが、最近では消費者のニーズに合わせ若節と呼ばれるなまり節や味付節などの生産も行われています。
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